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骨董品・アンティークだけではない”古い物”
【更新日】2023.10.05
こんにちは。茨木星見堂店主です。
大阪で骨董品やアンティーク、リサイクル品などの出張買取を行っています!

さて、古いものを指す言葉として、骨董品やアンティーク、ヴィンテージなどをよくお聞きになると思いますが、今回はその意味を解説したいと思います。
骨董品の定義
骨董品とは、希少価値のある工芸品・美術品のことです。
1934年にアメリカで制定された通商関税法では、「製造時点から100年を経過した手工芸品・工芸品・美術品」を骨董品(アンティーク)と定義しています。
この定義はWTO(世界貿易機関)でも採用されたため、全ての加盟国がこの基準に従うことになりました。
100年以上前に製造されたことが明白なものについては、関税をかけないことになっています。
文化遺産の保護などを目的として、骨董品の輸出を規制している国もあります。
関税の関係でグローバルな基準が設けられていますが、実際のところ日本においては、骨董品に対し明確な基準はなく、また物によっては戦前戦後でその価値が区分されることもあります。

ジャンルとしては、骨董品・茶道具・掛け軸・絵画・古銭・切手・日本刀・鎧兜・勲章・鉄瓶・銀瓶・書道具・香道具など様々です。
地域としては主に、日本や中国、韓国など東アジアのものを指します。
アンティークの定義
アンティークは「antiquus」というラテン語が変化したもので、「骨董品」を意味します。
骨董品と同じく、「製造時点から100年を経過した手工芸品・工芸品・美術品」を指します。
骨董品とアンティークは同義語と言えますが、主にヨーロッパで作られた物を指すという違いがあります。
しかし、日本で作られた物で例えば時計などでしたら、明治以前なら「骨董」と呼ばれ、明治以降は「アンティーク」と呼ばれる傾向もあり、こちらも定義は曖昧となっています。
アンティークが広く親しまれているヨーロッパでも、やはり明確な定義はありません。

アンティークと似た意味で使われる言葉についても解説します。
ヴィンテージ
「古くて価値が高いもの」「年代もの」という意味があります。
アンティークほどは古くはないですが、時間の経過によって希少性が高まったものを指します。
もともとはワインの製造年を表すものでしたが、現代ではファッションや食器などにも用いられる言葉です。
こちらも明確な定義はなく、一般的に製造してから30年〜100年あまり経過しているものを指します。
ブロカント
フランス語で「美しいガラクタ」の意味です。
製造年はヴィンテージと同じくらいのものを指します。
ヨーロッパでは物を愛し、大切に長く使うという文化が長年育まれています。
塗装を何度も繰り返した机や修理した跡がある家具など、人々の生活の中でリペアしながら経年変化したヨーロッパの家具や古道具には、ブロカントならではの味わいがあります。
インテリアとして日本の若い層にも人気があります。
ジャンク
「ガラクタ」や「役に立たない物」という意味があります。
主に、破損や故障したりしているものを指します。
しかし、ジャンク品に全く価値がないかというとそういうわけではありません。
使われている部品に価値がありリサイクルしたり、また、今では生産が中止されているものなどはコレクションとして集める方もいます。
古い物の共通価値
骨董品やアンティーク、ヴィンテージ・・・と呼ばれ方は様々ですが「古い物」であることは共通しています。
それらには時と共に物が大切にされてきた歴史があり、ストーリーが込められています。
骨董品やアンティークの価値は、年代や状態、需要などにより実に様々。
「相場」がないのが実情ではありますが、共通して言えるのは、やはり「それぞれの物にはそれぞれの歴史と物語がある」ということでしょうか。
お家にある骨董品やアンティーク品についてのご相談は、いつでも茨木星見堂へ。
歴史や物語と共にお話を聞かせて頂きますね。


