落ち着いた渋さが特徴、九谷焼・吉田屋の小皿

カテゴリー:骨董品、リサイクル品・不用品、枚方市のお客様

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  青九谷とは

  石川県(加賀藩や大聖寺藩)で作られた九谷焼のうち、見込み(表面の模様)に青色を多く使った磁器のことです。

  青色といっても、実際を緑色を呈していますし、磁器といっても一般に”半陶半磁”と呼ばれるように陶器のようにも見えます。

  見込みには動植物・山水・幾何模様・名画などが描かれ、うちわの表裏を埋め尽くす塗埋手(ぬりうめで)で盛り上げて作られ、華麗豪華なものが多く見られます。

  高台(こうだい)と呼ばれる底の脚の中に、『角福』と呼ばれる二重の四角の中に福の吉祥字のある銘を持つものが多いです。

  青九谷を生み出した吉田屋

  石川県の九谷焼の窯元の一つで、文政7年（1824年）に大聖寺の豪商・豊田伝右衛門が九谷村に開窯しました。
  先ほど紹介しました、青手古九谷の塗りうめ様式を再興したもので、赤を使わず青(緑)・黄・紫・群青の四彩を使っています。

  今回、買取させていただいたお皿は、落ち着いた色合いに、山々や村の様子が描かれており、一層渋さを感じさせますね。

  素朴な煮物が似合いそうなお皿です。

  まとめ

  • 九谷焼の窯元の一つの吉田屋
  • 青手古九谷と呼ばれる、青(緑)・黄・紫・群青の四彩を使用
  • 落ち着いた色合いが特徴

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  買取相場価格5,000円

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