日本刀の最高傑作を紹介【天下五剣】
カテゴリー:不用品・リサイクル品、日本刀買取、ブログ
【更新日】2024.03.26
茨木星見堂店主です。
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さて、前回の記事では日本刀についての種類などを書きました。
→日本固有の文化【日本刀の種類】
さらに今回は日本刀の最高傑作のご紹介をしたいと思います!
数ある日本刀の中でも、最高傑作と呼ぶのにふさわしい名刀を天下五剣と言います。
この総称は室町時代から安土桃山時代にかけて称されたとされますが、はっきりしたことはわかっていません。
童子切安綱(どうじぎりやすつな)
天下五剣の中でも最も古いもので国宝に指定されています。
「東の童子切、西の大包平」(おおかねひら)と、「日本刀東西の両横綱」とも言われています。
作刀したのは大原安綱(おおはらやすつな)
現在の鳥取県にて作刀した、刀工の始祖と言われています。
出雲と近かったことから神話的文化の背景もある土地柄と海を越えて大陸からの技術が入ってきやすかったと言われています。
「童子切」という号の由来は、平安時代の京で「酒呑童子」という鬼達を武将の源頼光が退治したという伝説からです。
頼光の後は、足利家 や豊臣秀吉、徳川家康など名だたる名将たちが保有していきました。
現在は東京国立博物館に所蔵されています。
三日月宗近(みかづきむねちか)
平安時代の刀工三条宗近(さんじょうむねちか)が打った刀です。
その名前は、刃文が雲の合間に浮かぶ三日月のように見えることから名付けられました。
その姿は天下五剣の中でも最も美しいとされ、今もなお多くの刀剣ファンを魅了しています。
この刀は鞍馬寺に奉納されていた際、修行していた源義経の手に渡り、平泉で自害した時もこの刀を使ったと言われています。
その後、豊臣家や徳川家と、時の権力者に寵愛されてきた三日月宗近は、現在は東京国立博物館に収蔵されています。
こちらも国宝に指定されています。
鬼丸国綱(おにまるくにつな)
粟田口国綱(あわたぐちくにつな)が作刀したとされます。
国綱は後鳥羽天皇の御番鍛冶であり、崩御後は腕の良さを買われ鎌倉に招かれて作刀していたと言われています。
その号は、鎌倉幕府の執権北条時政を苦しめた小鬼の悪夢から救ったという逸話に由来します。
鬼丸国綱は北条家の宝刀となり、代々受け継がれていきました。
その後戦乱の世に入り、新田義貞や豊臣秀吉、後水尾天皇の手に渡りました。
明治になり、明治天皇の元へ取り寄せられて以降、皇室の私有財産である御物(ぎょぶつ)として扱われています。
基本的に一般公開が無く、一部の写真を通してでしか目にすることが難しい刀です。
大典太光世(おおでんたみつよ)
戦国武将の前田利家、その娘である豪姫(ごうひめ)との関わりがあり、前田家の作った団体が今も大切に保管している国宝です。
三池(現在の福岡県大牟田市)を本拠地としていた刀工集団三池派の開祖である三池典太光世(みいけてんたみつよ)によって作刀されました。
豊臣秀吉から授かった刀を保管するために作った蔵の周りには、雷に打たれたかのように鳥が地面に落ちるという不思議な現象が起きました。
また、豪姫が原因不明の病に伏せった時もこの刀をそばに置くと治ったと言われています。
このことから、光世の刀には霊力が宿るとされています。
数珠丸恒次(じゅずまるつねつぐ)
鎌倉時代の刀工青江恒次(あおえつねつぐ)によって、今の岡山県で作刀されたと言われています。
この刀は戦乱の世においては他の刀とは少し変わったエピソードを持っています。
数珠丸恒次は、日蓮宗の開祖日蓮により山梨県の久遠寺(くおんじ)に持ち込まれました。
数珠丸という号の由来は、日蓮が柄に数珠を巻き付けていたことにあります。
のちに明治新政府による廃仏毀釈運動から守るために、紀州徳川家に渡ったとされていますが、その後200年ほど行方不明になってしまった過去があります。
しかし、大正時代に某華族の競売に出されていたところを宮内庁の役人が見つけ買い上げました。
数珠丸を久遠寺に奉納しようとしたのですが、真偽が不明との事で受け取ってもらえず、自宅近くの本興寺に奉納されました。
魂が宿るという表現があるように、歴代の名刀には不思議な逸話がある日本刀。
まるで、人が刀を選ぶのではなく、刀が人を選んでいるかのようですよね。
日本刀の魅力はなかなか書ききれないことばかりですが、その世界に少しだけ触れてみました。
もし、ご自宅で代々眠る日本刀があるという方は今一度その価値をお確かめになってみると良いかもしれません。
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