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デジタル遺品ってどう処分したらいいの?
【更新日】2024.12.27
ご親族が亡くなり、家の片付けを進める中で膨大な物に向き合っている方も多いでしょう。
明らかに処分が必要とわかるものばかりではなく、思い出として残したいものや処分に困るものなど、選別が難しいこともあると思います。
しかし、そうした目にみえる遺品たち以外にも、「見えない遺品」があります。
スマートフォンやパソコン、オンラインアカウントなどに保存された”デジタル遺品”です。
今回は特に、デジタル遺品の処分についての注意点を解説していきます。
デジタル遺品とは?

デジタル遺品とは、故人が生前に利用していたデジタルデータや機器を指します。
たとえば、以下のようなものです。
- スマートフォンやパソコン内の写真や動画
- メールやSNSのアカウント
- ネットバンキングやサブスクリプションサービスの契約情報
- クラウドストレージに保存されたデータ
- 電子マネーの残高
これらは、目に見える遺品とは異なり、気づかないまま放置されることが多いです。
しかし適切に整理しないと、思い出が失われたり、第三者に不正利用されたりする可能性もあります。
デジタル遺品について、詳しくはこちらの記事もご参照ください。
デジタル遺品を処分するときに気をつけたいこと

デジタル遺品を適切に処分するには、特にデータの取り扱いに注意が必要です。
大切な思い出を保存する
家族写真や手紙などのデータは、個人を偲ぶためにも残しておきたいですよね。
処分を進める前に、デバイスやクラウドストレージ内の写真や動画などのデータを確認し、必要に応じてバックアップを取りましょう。
データを完全に消去する
必要なデータを保存し終えたら、機器を廃棄・売却する前に、必ずデータを完全に削除しましょう。
初期化(リセット)だけではデータを復元され、悪用される危険があります!
専用のデータ消去ソフトを利用するか、専門業者に依頼して確実に消去してもらいましょう。
個人情報の流出を防ぐ
メールやSNSのアカウントには個人情報が多く含まれているため、必ずログイン情報を確認して削除するか、アカウントを閉鎖しましょう。
ネットバンキングや電子マネーなど、金銭に関わるアカウントは、解約や残高の引き出しを行い、第三者に悪用されないようにすることがとても大切です。
専門業者や信頼できるサービスを利用する

デバイスの廃棄やデータの完全消去が難しい場合、信頼できるリサイクル業者やデジタル遺品整理サービスを活用しましょう。
不要になったデバイスでも、データが残ったままだと危険なため、プロの手を借りると安心です。
法律上のトラブルを避ける
サブスクリプション契約や有料サービスは、故人の死後も継続請求される場合があります。
契約を解約し、不要な費用が発生しないように注意しましょう。
遺族によるアカウントアクセスがサービス規約に反する場合もあるため、事前に調べて適切な手続きを取る必要があります。
自分自身のデジタル遺品をどう準備する?

また、自分が亡くなった後のデジタル遺品について考えることも大切です。
以下のような準備をしておくと、家族の負担を減らせます。
- アカウント情報をエンディングノートに記録
- パスワード管理アプリを利用して情報を一元化
- 遺族に伝えたいデータを明確に整理
大切な思い出を守るために
デジタル遺品は、現代ならではの新たな課題です。
データを適切に処理しないと、思い出が失われるだけでなく、個人情報の流出や不正利用のリスクが高まります。
大切な家族の思い出や情報を守りながら、トラブルを防ぐためにも、早めに整理しておくことが大切です。
家の片付けを進める時には、ぜひこの「見えない遺品」にも目を向けてみてください。
それが、故人への最後の思いやりにつながるはずです。

