News & Blogお知らせ&ブログ詳細
【リヤドロ】フィギュリンはどうやって生まれる? — 買取専門業者が解説
【更新日】2025.10.10
今まで、茨木星見堂では、リヤドロのこのような精巧で美しいフィギュリン(磁器製の人形)を買い取ってきました。


リヤドロのフィギュリンは、神話の登場人物や天使、女神、シェイクスピアのキャラクター、女性像や動物など、写実的なものからメルヘン調まで幅広い表現が魅力です。
繊細で優雅な作品は、今も多くの人々に愛されています。
1953年に陶器づくりを始めたリヤドロ
今から70年以上前の1953年、リヤドロ3兄弟(ホアン、ホセ、ビセント)が、絵画や彫刻を学んだ知識を活かして陶器作りを始めたことが、リヤドロ社のはじまりです。
彼らは、ヨーロッパの伝統的な技術と、ボーンチャイナと呼ばれる特別な磁器を使って、美しい人形を作り始めました。特に1956年からは、人形作りが中心となり、世界中で愛されるブランドになりました。

リヤドロの人形はどうやって作られるの?
リヤドロのフィギュリン作りは「鋳込み型に粘土液を流し込む工程」と「手で細部を作り込む工程」に分かれています。すべて職人さんの手作業で作られています。
鋳込み型に粘土液を流し込む工程
粘土液を鋳込み型に注入しパーツを成形する部分は、作品の基本形状や多数の部位を効率的かつ精密に作る工程です。ここで出来たパーツは、作品ごとに15〜20個にも及ぶことがあります。
形ができたパーツは粘土液で接着し、専門の職人がヘラや刷毛、筆で細部を修正しながら組み立てます。この工程は非常に重要で、一人前になるには約10年の修業が必要なほど高度な技術が求められます。
手で細部を作り込む工程
細かなパーツは、鋳込み型では作れません。
例えば、装飾には大小さまざまな「花」が使用されますが、この花は花びら一枚一枚を指先で押し広げて形作る「手びねり」で、ピンセットで重ねて完成させます。

これにより、基本は鋳込みで形作りつつ、細部は手作りで繊細に仕上げる独自の製法が成立しています。
リヤドロの職人技とこだわり
リヤドロの人形は、たくさんの専門家たちの手によって作られています。デザイン、粘土細工、絵付けなど、それぞれの工程に長年の経験を持つプロの職人がいて、協力しながら一つの作品を作り上げます。
特に、服のしわや花の形など、細部までていねいに表現されているのがリヤドロのすごいところです。
このように、リヤドロは高い技術とこだわりをもって、世界中の人々を笑顔にする美しいフィギュリンを作り続けています。
リヤドロの人形が、なぜあんなにきれいで繊細なのか、少しでも伝わったでしょうか。

茨木市を中心に不用品買取を行っている茨木星見堂では、リヤドロをはじめ各社のフィギュリンの買取も行っています。ご相談はお気軽にどうぞ。

