【家じまい/実家じまい】増え続ける空き家問題と、今できること
カテゴリー:実家のお片付け
【更新日】2024.07.05
「家じまい」や「実家じまい」という言葉が広く知られるようになりました。
家じまい・実家じまいとは?
家じまい・実家じまいとは、親が亡くなった後に空き家となった実家や、自分が住まなくなった家を処分することです。
時間や費用がかかることなので誰もが後回しにしがちな問題ですが、空き家を長期に放置することは様々なリスクを伴います。
このブログ記事では、家じまい・実家じまいが後回しになってしまう要因から、空き家問題の現状、そしてあなたにできることまでを詳しく解説します。
さらに、私自身の経験を元に、遠く離れた親の実家じまいを成功させるためのポイントも紹介します。
家じまいが後回しになってしまう要因
家じまい・実家じまいには、まず費用がかかります。
家や土地を売却する場合には、仲介手数料や司法書士費用、測量費用、修繕費用などが発生します。
解体する場合には、解体費用や廃棄物処理費用がかかります。
また、何よりも手続きが煩雑です。
家や土地の所有権を移転したり、解体許可を得たりするには、役所や法務局で様々な手続きを行う必要があります。
さらに、遺族間の意見調整も難航する場合があります。
親が亡くなった後に、家や土地をどうするかについて、兄弟姉妹間で意見が対立することがあります。
空き家問題の現状
空き家を放置すると、以下のような問題が発生します。
- 建物の老朽化
定期的なメンテナンスが行われない空き家は、雨漏りやシロアリ被害の悪化に気づくことなく時間がたち、気づいたころにはボロボロとなりかねません。また老朽化が一気に進むので倒壊の危険も高くなり、災害時にも大変危険です。 - 地域の景観の悪化、治安の悪化
手入れされず老朽化するままの家を放置することで、地域全体の景観が悪化し、治安の悪化にもつながり、周辺住民にとっても不安要素となります。 - 固定資産税などの負担
空き家は住んでいなくても固定資産税などの税金を支払う必要があります。
空き家問題への対策
空き家問題を解決するためには、様々な対策が必要です。
- 空き家の利活用
空き家をリフォームして賃貸住宅や店舗などに利用したり、ゲストハウスやシェアハウスなど、新たな用途を見つけ活用することが重要です。 - 行政による支援
国や自治体は、空き家の解体やリフォームなどの費用助成制度などを設けています。そういった助成制度についての情報をアップデートするようにしましょう。空き家バンク*を活用することもできます。 - 地域住民の協力
理想としては、地域住民が協力して空き家の管理や清掃を行うなど、地域全体で空き家問題に取り組むようにしたいものです。
※空き家バンクについて
空き家バンクとは、自治体が空き家情報をデータベース化し、購入・賃貸希望者とマッチングさせる制度です。空き家問題の解決策として注目されています。
わたしの経験
実際わたしは、父の実家じまいを父と一緒にしたことがあります。
その家は今住むところから何百キロと離れた山の中の田舎町にありましたが、すでに何十年も住む人がおらず、家の軒(のき)が落ち近隣の方の目につく状態でした。
私の場合は、幸運なことに父のご友人たちが地元でまだ現役世代で、いろいろとご尽力くださいましたので、比較的簡単にしまうことができました。
それでも親族を代表して処分するために相続権のある親族全員から許可を取ったり、買い取ってくれる人と交渉するためにはるばる何度も足を運ぶということが必要な、時間と気力が必要な作業でした。
私自身の経験からしますと、遠く離れた実家じまいに大切なことのひとつとして、普段から実家の近隣の皆様とのよい人間関係を築いておくことをあげたいと考えます。
まとめ
空き家が大変増えてきていて大きな社会問題となりつつあり、私たち一人ひとりが意識し、取り組むべき課題です。以下のような行動が、空き家問題の解決に貢献するのではと考えます。
- 家の状態を定期的に確認する
- 不用品を整理する
- 相続について勉強しておく
- 家じまい・実家じまいの情報を収集しておく
- 実家のまわりの人、親族と仲良くしておく
家じまい・実家じまいは、決して簡単ではありません。
しかし、大切な家族の思い出の場所を未来へ繋ぎ、地域社会に貢献するためにも、必要な取り組みです。
この記事が、あなたにとって家じまい・実家じまいを考えるきっかけになれば幸いです。
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