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【水屋の美と実用をひと箱に】茶掃箱 (桜茶漏斗、水屋茶杓、小羽箒、麻布セット)を買い取りました

カテゴリー:茶道具茨木市のお客様

  • 今回の買取品は、茶道の水屋で使用する茶道具が入った茶掃箱です。

    水屋とは

    水屋(みずや)とは、茶室に隣接した裏方スペースで、「茶道の厨房」のような役割を担っています。そこでは茶席の準備・後片付け・道具の管理が行われます。今回の買取品は、その水屋で使用される茶道具ですので、お茶席の席上で見かけることはありません。

    茶掃箱とは

    茶掃箱(ちゃはきばこ)は水屋道具の一種で、主に抹茶を茶入や薄茶器に入れるための用具一式を納める箱です。茶道の多くの流派で使用されている道具です。

    箱の内部には仕切りがついていることが多く、以下の道具がおさめられています。

    • 茶篩(ちゃふるい・抹茶をふるう道具)
    • 茶合(ちゃごう・抹茶の分量を測る桝)
    • 茶漏斗(ちゃじょうご・抹茶を茶器に移す漏斗)
    • 水屋茶杓(みずやちゃしゃく)
    • 小羽箒(こばぼうき、抹茶を扱う際の小さな羽根の箒)
    • 麻布(あさぬの、水屋や茶室で道具を置いたり拭いたりするための布)など

    これらの道具は、茶入に茶を「掃く」作業の準備に使われます。

    茶を「掃く」とは

    茶道で抹茶を茶入や茶壷、棗などに入れるとき、または入れ替えるときに行う作業を『茶を「掃く」』といいます。この「掃く」という動きは、単に茶を入れるだけではなく、茶を均一にし、容器の口周りや内側をきれいに整える意味があります。

    今回買い取った茶掃箱に入っていたのは、茶漏斗、水屋茶杓、小羽箒、麻布です。

    茶漏斗

    茶掃箱03

    抹茶を茶入に入れるときに、茶入の上に置いて、こぼさないよう美しい所作でお茶を入れるのに使用します。内側の湾曲の異なるものが数種類と、計量器(穴がないもの)がセットになっています。

    お茶を入れるときは、漏斗に開いた穴をめがけて入れては✕
    漏斗にはお椀のような湾曲がありますので、内側の斜面にすべらせるように少しずつお茶を入れることで、お茶は茶入の中で砂時計の落ちた砂のように円錐を描きます。

    この買取品は桜材で作られています。
    桜材は木目が細かく滑らかで、適度な硬さと耐久性があるので、水屋で日常的に使う道具にもよく用いられます。また、桜材は加工しやすく、長く使うほど色艶が増し、見た目の美しさや手触りの良さも好まれます。

    水屋茶杓

    水屋で使用する茶杓です。
    お茶席で使用する茶杓は、見た目を重視した作りとなっていますが、水屋茶杓は実用性が優先され、量を安定してすくいやすい形状で、同じ作業を繰り返しやすく作られています。

    小羽箒

    写真の通り、鳥の羽を使った小さな箒です。これはホロホロ鳥やガチョウの白い羽根でできており、茶入、茶壷、棗などに付いた抹茶の粉を払うのに用いられます。

    小羽箒にホロホロ鳥やガチョウの白い羽根が使われるのは、柔らかく傷をつけにくいのに適度なコシがあり、静電気が起きにくく抹茶がまとわらないためです。この羽には形が崩れにくい耐久性もあります。

    麻布

    麻布は丈夫で吸水性に優れ、乾きやすいため、水屋では道具を拭いたり、置き敷きとして使われます。
    特に茶碗や茶杓などの道具を洗ったあとに水気を拭き取ったり、作業台の上に敷いて道具を置く際の保護布として用いられます。

    麻は天然繊維の中でも繊維が強く、毛羽立ちにくいため、抹茶や茶道具に繊維くずが付着しにくいという利点があります。また、使い込むほどに柔らかくなり、手触りが良くなるのも特徴です。

    茶掃箱04
    水屋茶杓と小羽箒と麻布

    やや傷や汚れがありましたが、茶道には欠かせない道具ですので、買い取らせていただきました。ありがとうございました。

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