【オペラがモチーフの食器】ローゼンタール「魔笛」 ブラック・ホワイトペア　ビアマグ（2007年）

カテゴリー:ブランド食器

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  今回の買取品は、ローゼンタール「魔笛」シリーズの ブラック・ホワイトペア のビアマグ（2007年）です。

  ローゼンタールとは

  ローゼンタールは1879年、フィリップ・ローゼンタール1世によって設立されたドイツの磁器メーカーです。

  創業当初は絵付け工房として始まり、独自のアイデアで急速に発展しました。

  20世紀に入ると、ヴァルター・グロピウス、サルバドール・ダリなど、著名なアーティストとのコラボレーションを積極的に行い、デザイン性を重視する姿勢を確立。

  マイセンやロイヤルコペンハーゲンといった伝統的な絵付けを重視する他社とは異なり、ローゼンタールは常に革新的なデザインを追求し、現代的なライフスタイルに合わせた製品を生み出しています。

  「魔笛」シリーズとは

  ローゼンタール「魔笛」シリーズは、デンマーク出身のアーティスト、ビョルン・ヴィンブラッドがモーツァルトのオペラ「魔笛」をモチーフにデザインした、テーブルウェアの歴史に残る傑作です。

  ヴィンブラッドは、陶芸、絵画、舞台美術など幅広い分野で活躍した多才なアーティストであり、彼の作品は幻想的でロマンティックな作風が特徴です。

  「魔笛」シリーズでは、オペラの登場人物や物語の世界観が、ヴィンブラッド独特のタッチで美しく描かれています。

  ローゼンタールならではの高度な技術によって、細部にまでこだわった美しいレリーフや装飾が施されており、作品の裏面にはオペラ「魔笛」の歌詞が装飾として描かれているのも特徴です。

  このローゼンタールの職人たちの熟練した技術によって生まれた繊細なレリーフ、そして裏面に配された歌詞の装飾といった、独自性あふれるデザインは、世界のテーブルウェアの歴史に名を残す傑作として絶賛されています。

  大変貴重な一品を買い取らせていただきました。ありがとうございました。

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