不完全の美、李朝の陶磁器【李朝 偏壺 花瓶】

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  完璧さを狙わない、李朝の陶磁器

  李朝の陶磁器は、完璧さを狙わない、或いは敢えて完璧なものを避けることに美の理想を見出していました。

  形についても、どこから見てもすきのない成形をするためには、削りという工程が大事ですが、最後の削りをわざと丁寧にはしません。
  粗々しいままで残して置きます。
  釉がけもきれいに均等にかけないで、大まかにやってしまい、その結果、釉だまりが方々にできます。

  そういった所が、実はやきものに自然な味わいというものを与えます。
  それを「非完成主義」という言葉で表わしたいと思うのです。

  独特の風合いと優雅な美しさ、偏壺花瓶

  偏壺花瓶は、その名の通り偏った形状時代が特徴です。
  手作業で丁寧に作られた花瓶は、独特の風合いと優雅な美しさを持っています。

  芸術品としての価値はもちろん、歴史への感動も含まれた特別な品です。
  ぜひその魅力に触れ、貴重なひとときをお楽しみください。

  買取相場価格3,000円〜10,000円

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