【時代を超える美】九谷焼特大壺　虎に雉 七賢人　三図　細密小紋大花瓶　裏青手

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  「虎に雉 七賢人 三図 細密小紋大花瓶」は、九谷焼の中でも特に価値のある作品であり、その美しさと技術の高さから多くの人々に愛されています。

  九谷焼とは

  九谷焼は、石川県で生まれた色絵磁器で、九谷五彩（赤・青・黄・紫・紺青）と呼ばれる鮮やかな釉薬を使った華やかな絵付けが特徴です。美術品としての評価が高く、欧米にも多くのコレクターがいます。

  原料には花坂陶石が使われ、焼成後は素地が青みがかるのが特徴です。

  図柄

  「虎に雉」

  虎は力強さや勇気、雉は吉祥や平和の象徴とされ、縁起の良い組み合わせです。

  「七賢人」

  中国の「竹林の七賢人」などに由来し、知恵や徳を象徴する人物群像です。

  「三図」

  三つの異なる主題（虎に雉、七賢人、他の風景や人物など）が一つの器に描き分けられていることを指します。

  細密小紋

  職人の高度な技術が求められる非常に細かい文様（小紋）が器全体にびっしりと描かれています。

  裏青手（うらあおで）とは

  「青手」は、九谷焼の中でも緑や青を基調とした色絵技法で、特に17世紀の古九谷様式に多く見られます。
  「裏青手」は、器の裏側や高台（底）部分にも青や緑の釉薬を施すことを指し、全体に統一感と重厚感を与えます。

  大花瓶・特大壺

  高さ46cm、幅約40cmと非常に大きなサイズで、存在感があります。

  この品は、九谷焼の伝統的な色彩美と高度な絵付け技法、縁起の良い図柄、そして特大サイズの存在感を兼ね備えた、コレクターや美術愛好家にとって非常に価値の高い作品です。目立った傷や汚れのない、銘もあり本物保証できる品を買い取らせていただきました。ありがとうございました。

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