【小さな二人の物語が見える】ロイヤルコペンハーゲン2001年版イヤーフィギュリンFrederik & Emma

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  今回の買取品は、ロイヤルコペンハーゲンの2001年版イヤーフィギュリン、Frederik & Emmaです。

  ロイヤルコペンハーゲンとは？

  ロイヤルコペンハーゲンは、デンマーク王室御用達の陶磁器ブランドです。
  設立は1775年。由緒ある歴史を持ち、1898年のパリ万国博覧会で初めてフィギュリン（磁器製の人形）を発表して以来、世界中で高い評価を受けてきました。

  その製品には、どれも王室ブランドらしい気品と、手仕事の温かみが宿っています。

  フィギュリンって何？

  フィギュリンとは、磁器でつくられた人形のことです。
  型に磁器を流し込み、いくつかのパーツを作り、それを熟練の職人が一つひとつ丁寧に接合します。
  つなぎ目がまったく分からないほど、精巧に仕上げられます。

  そして最後に、職人が表情や衣装の陰影までも、筆一本で繊細に描き出します。
  職人が一体一体施す手作業は、磁器に命が吹き込まれるかのような瞬間です。

  ロイヤルコペンハーゲンのイヤーフィギュリン、2001年版Frederik & Emmaについて

  FrederikとEmma2人が、それぞれ魔法のじゅうたんに乗って、愛と平和を世界に届けている——そんな幻想的なシーンが、磁器の中に丁寧に表現されています。

  「イヤーフィギュリン」とは

  このシリーズは、2000年から2005年まで展開された「ミレニアム・フィギュリン」と呼ばれるコレクションの一部です。

  イヤーフィギュリンではFrederikとEmmaという2人の子どもが、地球を旅している姿が表現されています。Emmnaのお供は白いハト、Frederikはテディベアを連れています。平和や、子供が子供らしくいられるようにという願いが背景にあります。

  今回買取品の2001年版のフィギュリンのサイズは、Frederikが高さ約13cm・幅4.5cm。Emmaは少し大きく、高さ約16cm・幅5cm。

  このフィギュリンが出されたのは2001年。新世紀を迎えたばかりの頃です。
  未来に希望と不安があった時代に、小さな子供の姿に「平和」や「愛」という思いを込めて作られました。
  
  このイヤーフィギュリンは、インテリアとしても、贈り物としても、そしてコレクターズアイテムとしても大変魅力的な品です。目立った傷や汚れのない美品を買い取らせていただきました。ありがとうございました。

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