【憧れのツァイスレンズ】カメラ CONTAX RTS、レンズ Carl Zeiss Planar 50mm F1.4 T

• 

  今回の買取品は、CONTAX RTS ＆ Carl Zeiss Planar 50mm F1.4 Tです。

  CONTAX（コンタックス）とは

  コンタックスは、ドイツの光学機器メーカー、ツァイス・イコンが1932年に始めた高級カメラブランドです。

  レンジファインダーカメラとして人気を博しましたが、第二次世界大戦後のドイツ分割により、東西で別のコンタックスが製造されることになりました。

  その後、西ドイツのツァイス・イコンはカメラ事業から撤退し、日本のヤシカがカール・ツァイスのレンズを使用した高級カメラに「コンタックス」ブランドを使用するようになりました。

  1983年には京セラに吸収合併され、コンタックスは京セラのブランドとして存続しましたが、2005年に京セラがカメラ事業から撤退し、コンタックスブランドも歴史の幕を閉じました。

  コンタックスは、高い光学性能と洗練されたデザインで知られ、多くの写真家から愛されてきました。
  しかし、デジタルカメラの普及や市場の変化により、その歴史に幕を閉じることになったのです。

  カメラ CONTAX RTSについて

  コンタックスRTSは、1975年に発売された高級一眼レフカメラです。

  ヤシカがボディを、カール・ツァイスがレンズを設計し、ポルシェデザインがスタイリッシュなデザインを担当しました。

  特徴的なのは、シャッターボタンを押すだけで即座に撮影できる「フェザータッチ」と呼ばれる機構です。

  しかし、複雑な内部機構のため故障しやすいという側面も指摘されています。
  特に、三脚ネジを使用するとカメラ内部の部品が損傷し、故障の原因となることがあるため注意が必要です。

  ポルシェデザインによる洗練されたデザインは、当時の国産一眼レフカメラとは一線を画しており、高い評価を得ています。

  高速連写が可能なモータードライブや、様々な種類のフラッシュなど、豊富なアクセサリーも用意されていました。

  レンズ Carl Zeiss Planar 50mm F1.4 Tについて

  Carl Zeiss Planar T* 50mm F1.4は、「標準レンズの帝王」と呼ばれるほど高い評価を得ているレンズです。

  その魅力は、美しい発色とシャープネスにあります。

  ツァイスレンズ特有の濃厚な色彩をしっかりと受け継ぎ、被写体を美しく描き出します。

  また、ピント面は繊細でシャープでありながら、温かみのある印象を与えます。

  多くの写真家から高い評価を受けており、「ツァイスレンズは空気まで写す」と言われるように、被写体の奥行きや空気感まで表現できる点が魅力です。

  大変貴重な品を買い取らせていただきました。ありがとうございました。

•