2025年は大相続時代のはじまり!どうする実家じまい?
【更新日】2025.01.16
日本のベビーブーム世代とも呼ばれる団塊の世代(1947年〜49年生まれ)が、2025年には全員75歳以上の高齢者となります。
この世代の人たちは、日本の経済が大きく成長した時代に働き、多くの財産を築いてきました。
この世代の人たちがさらに高齢になると、その財産は子どもや孫たちへ引き継がれることになります。
つまり「相続」されるわけですが、これから10年間は、日本中でたくさんの相続が起こることが予想されています。
そのため2025年は大相続時代のはじまりと言われています。
相続に際して多くの方が直面するのが「実家じまい」の問題です。
なぜ今、実家じまいなのか?
1. 親世代の高齢化と介護問題
高齢の親世代が住む家を維持していくことは、体力的に、経済的に負担が大きくなります。
また、介護が必要になった場合、自宅での介護は家族にとって大きな負担となり、生活の質を低下させる可能性もあります。
2. 後継者不足と相続問題
少子化によって、家を継ぐ人がいない、または、家を継いでも維持していくことが難しいという家庭が増加しています。
相続が発生した場合、多額の税金が発生する可能性もあり、家族間のトラブルに発展するケースも少なくありません。
3. ライフスタイルの変化
現代では、都市部への集中やリモートワークの普及など、ライフスタイルが多様化しています。
かつては、故郷の家に縛られる必要がありましたが、現在は、住む場所を選べる選択肢が増えています。
4.法の改正
2023年12月の固定資産税改正により、空き家の固定資産税が最大6倍に増加する可能性があります。
これは、住宅用地特例の適用がなくなるためです。
特に「特定空き家」(放置すると倒壊や衛生上の問題、景観の損害など、周辺の生活環境に悪影響を及ぼすおそれがある空き家)や「管理不全空き家」(1年以上誰も住んでいない空き家で、適切な管理が行われていないため、そのまま放置すると特定空き家になる可能性がある空き家)に指定されると、税負担が大幅に増加します。
このため、空き家を放置するよりも、家が古くなる前に家じまいを検討することが、将来的な税負担を軽減するための有効な手段となります。
実家じまいを早めることで得られるメリット
実家じまいはあわてて進めることではありませんが、早めにはじめることで、いろんなトラブルを避けることができます。
- 親世代の負担軽減: 高齢の親世代の負担を減らし、より快適な老後を送ることができるようになります。
- 家族間のトラブル回避: 相続問題による家族間のトラブルを未然に防ぐことができます。
- 経済的な安定: 不動産の維持費や固定資産税などの経済的な負担を軽減することができます。
- 新たな人生のスタート: 故郷の家を手放すことで、新たな人生の選択肢が広がります。
実家が空き家になった!まずどこに相談できるか?
実家が空き家になった場合、以下の地方自治体の部署に相談することができます:
- 都市計画部署
- 住宅政策部署
- 空き家対策課(専門部署がある場合)
多くの自治体では、総務部門や課税部門が空き家対策を兼任していることもあります。
具体的な窓口の連絡先は、自治体のウェブサイトや役所で確認できます。
自治体によって空き家対策支援制度がありますので、実家のある地域の自治体に直接問い合わせることをお勧めします。
また、国土交通省や関連機関の窓口も利用可能です。
なお、一部の自治体では、NPO法人などと連携して空き家相談窓口を設置している場合もあります。
これらの窓口では、空き家に関する様々な相談に対応し、専門的なアドバイスをしてくれます。
中には、家じまいで困っている人につけこむ悪質な業者がありますので、まず地方自治体の相談窓口への相談を強くおすすめします。
実家じまいの具体的な手順と注意点
- 専門家への相談
弁護士、司法書士、不動産業者など、専門家の意見を聞き、自分に合った方法を選びましょう。 - 不動産の査定
不動産の正確な価値を把握し、売却価格を決めましょう。 - 解体費用
建物を解体する場合、費用がどれくらいかかるのか事前に把握しておきましょう。 - 手続き期間
不動産の売却や相続手続きには、ある程度の期間がかかります。余裕を持って手続きを進めましょう。
実家じまいは悲観的な選択ではありません:まとめ
団塊の世代にとって「家」は「夢のマイホーム」。
かつては、やっとの思いで手に入れた家は、次の世代に受け継ぐものと考えられていましたが、それも今ではかなり変わってきました。
今後もどんどんと「家」の持つ意味合いが変わってくることでしょう。
家じまいは、決して悲観的な選択ではありません。
「家」を手放すことによって、より自由で豊かな人生を手に入れることができます。
大相続時代到来をきっかけに、家族でじっくりと話し合い、将来を見据えた決断を下してみてはいかがでしょうか。
実家の片づけで「これは価値があるんだろうか」と思うものが出てきた場合、茨木星見堂にご相談ください。
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