この道数十年の私が考える、日本の骨董品の日本人と外国人の考え方の違い

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このお店をオープンする以前から、骨董品などの査定や買取に携わっておりました。
そんな中で見えてきた、骨董品における日本人と外国人の考え方の違いをご紹介したいと思います。

価値観の違い

【日本の場合】骨董品を精神的な価値を重視する

日本では、骨董品を古くから受け継がれてきた文化財や伝統工芸品として、その価値を重視する傾向があります。

日本人にとって、骨董品は、祖先や先人たちから受け継がれてきたものであり、その歴史や文化を象徴するものと捉えられています。

そのため、骨董品は、単なる物としてではなく、精神的な価値も含めて大切にされる傾向があります。

【外国の場合】投資対象としての価値を重視する

一方、外国では、骨董品を芸術品や投資対象として、その価値を重視する傾向があります。

外国人にとって骨董品は、芸術性や希少性などの物質的な価値に重きを置きます。

そのため、骨董品は、コレクションや投資の対象として捉えられ、経済的な価値を重視する傾向があるんですね。

捉え方の違い

【日本の場合】骨董品には歴史や文化、人の営みなどストーリーが込められる

日本人は、骨董品を単なる物としてだけではなく、その歴史や文化、ストーリーなど含めて捉える傾向があります。

単に古い物や美しい物ではなく、そこには歴史や文化、人の営みなどのストーリーが込められていると考えられています。

そのため、骨董品は単なる物としてではなく、それらが作られた背景や、守り受け継いできたストーリーも含めて大切にされる傾向があります。

【外国の場合】骨董品は単なるモノ、美しさや希少性が大事と捉える傾向

一方、外国人は骨董品を単なる物として捉え、その美しさや希少性などの物質的な価値を重視する傾向にあります。

そのため骨董品は、コレクションや投資の対象として捉えられ、経済的な価値を重視されているのです。

まとめ

このように日本人と外国人では、価値観や捉え方など、いくつかの違いがあります。

これらの違いは、それぞれの国の文化や歴史、価値観の差によるものと考えられますが、自国のものかそうでないかというのが、一番考え方に影響しそうだなぁとも思います。

日本でも海外でも、過去の先人たちがせっかく守ってきた骨董品を受け継いでいきたいものです。

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