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世界を魅了する深川製磁
【更新日】2024.05.24
知る人ぞ知る、職人集団の深川製磁。
製磁というだけあって、磁器をつくるメーカーです。
磁器とは
非常に高温で焼いてつくられた陶器の一種で、非常に硬くて密度も高く、美しい光沢があります。
一般的には白色またはクリーム色をしていますが、装飾や模様が施されたり、彩色されることもあります。
磁器は、硬度と耐久性、美しい見た目から食器や装飾品として広く用いられてきました。
中国では13世紀ごろから、日本の長崎では17世紀ごろから生産されており、それがヨーロッパへ伝わりました。
伝わった磁器は、超高級品として扱われていたため、ほんの一部の上流階級にしか手が届くものではありません。

ですので、白く美しい磁器に魅せられたヨーロッパの方々は、陶磁器を熱心に研究し、なんとかして同じようなものを作ろうとしました。
しかし、ヨーロッパでは磁器を作るのに必要な材料を手にいれることができなかったため、白い磁器をつくりだすことができません。
それでも、白い磁器への憧れが相当強かったのでしょうか。
代わりとなる牛の骨の灰を加えることによって、良質の時期を作ることに成功したんです!!
この流れから、この製法で作られる磁器を『ボーンチャイナ』とし、ヨーロッパ各地で作られるようになり、瞬く間に世界へ広がりました。
すみません、話がそれましたね。
深川製磁とは
そんなウェッジウッドなどヨーロッパの磁器にも影響を及ぼした有田焼。
有田焼といえども、さまざまな工房が存在します。
その中でも、特に職人気質で品質の高い磁器を作り出す『深川製磁』
その深川製磁についてご紹介いたします。
深川製磁の歴史
深川製磁は、日本で初めて磁器が作られ始めた長崎県有田の会社です。
創業前の1650年ごろから、深川家として代々窯継いできましたが、1894年に深川忠次が創業・設立したのが深川製磁となります。
学習意欲の高かった忠次は、日本だけでなくドイツのマイセンなどにも勉強に出かけ、日本では習得できなかったような技術と、日本古来からの伝統の技をミックスさせ、素晴らしい作品を生み出していきます。
1900年に開かれたパリ万博では大花瓶を出展し、名誉金牌を受賞し『深川製磁』という名前を世界へとどろかせました。
ヨーロッパなど海外に代理店も展開し、世界に伊万里や日本の磁器の品質の高さと魅力を広めていきます。
魅力あふれるフカガワブルー

透明感あふれる白と、深川製磁にしか出すことができない青の染め付けが世界を魅了してきました。
1本の筆で濃淡を表し、他の有田焼とは一線を画すこの作品は『フカガワブルー』とよばれ、愛されています。
1910年には、宮内省御用達となりましたが、当時の社長の『皇室のご依頼で納品するのは大変名誉なこと。しかし、それを商売に利用すべきではない』というお考えから、公表を控えてきたという経緯をもつ、職人気質な深川製磁。
1894年に建てられた工房で、今もなお深川製磁の魂を持った職人たちが、1点1点素晴らしい芸術作品を生み出しています。
人気シリーズ
- 染付菊唐草
- 菊七宝
- 寿赤絵
- てとて
- TEWAZA
深川製磁がお家にある方へ
創業から人々を魅了し続ける深川製磁。
深川製磁をお家お使いでなければ、茨木星見堂へご相談くださいませ。
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