【フイルム自体が写真を仕上げる】インスタントカメラPolaroid Impulse AFを買い取りました

カテゴリー:茶道具

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  今回買い取りましたのは、Polaroid（ポラロイド）社の Impulse AF（インパルスオートフォーカス）インスタントカメラです。

  ポラロイド社とは

  ポラロイド社は、「撮ったその場で写真が出てくる」インスタントカメラで世界的に知られる企業です。
  1937年にアメリカの科学者エドウィン・ランドが創業し、もともとは偏光レンズなどの光学製品を手がけていました。

  1947年に世界初のインスタントカメラを発表すると、その革新性で注目を集めました。
  「ポラロイドで撮る」という体験そのものが、一つのカルチャーとして定着していきました。

  しかし2000年代に入り、デジタル化の波に押されて一度は破産。フィルムも生産終了となりました。
  そんな中、2008年に有志たちが「インポッシブル・プロジェクト」を立ち上げ、インスタントフィルムの復活に挑戦します。

  その後、2017年にポラロイドブランドを取得。2020年には社名も正式に「Polaroid」へと戻り、伝統と革新を両立させた製品開発を続けています。

  インスタントカメラとは

  インスタントカメラとは、撮影したその場で写真をプリントできるカメラのことです。
  シャッターを切ると、すぐにフィルムが排出され、数分ほどで画像が浮かび上がります。

  インスタントカメラで使うフィルムは特殊で、現像や定着に必要な薬剤がフィルムの中にあらかじめ組み込まれています。撮影後、カメラから排出されたフィルムの内部で化学反応が起こり、数分で写真が浮かび上がる仕組みです。

  つまり、特別な現像機や処理は不要。カメラにフィルムを入れてシャッターを切るだけで、フィルム自体の力で写真が仕上がります。

  インスタントカメラは、ポラロイド社により実用化された後、家庭用カメラとして一気に広まりました。のちには富士フイルムなど他社も参入し、現在も進化を続けています。

  デジタル全盛の今だからこそ、「その瞬間を形に残す」特別な体験として、インスタントカメラは再び注目されています。

  古い機種のため、外装に経年劣化等でやや傷や汚れがありますが、現在も人気のあるお品を買い取らせていただきました。ありがとうございました。

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