【変わらぬクラシカルな美しさ】ウェッジウッド製ジャスパーシリーズのアンフォラ型花瓶（ペールブルー）を買い取りました

カテゴリー:骨董品、守口市のお客様

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  今回の買取品は、ウェッジウッド ジャスパー ペールブルー アンフォラ型花瓶です。
  その名前を聞いただけで、どこかクラシックな上品さが思い浮かびませんか？

  この花瓶は、イギリスの陶磁器ブランド「ウェッジウッド（WEDGWOOD）」が手がける、伝統的なシリーズ「ジャスパーウェア（Jasperware）」のひとつ。
  
  なかでも淡い青色が美しい「ペールブルー」は、最もよく知られたカラーの一つとして、多くの人に愛されています。

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  ジャスパーウェアとは？

  ジャスパーウェアは、18世紀後半にウェッジウッドの創業者、ジョサイア・ウェッジウッドが何千もの試行錯誤の末に完成させた、独自の陶磁器です。その最大の特徴は、釉薬（ゆうやく）を使わない「無釉」仕上げ。これにより、まるで石膏のようなマットで滑らかな質感が生まれます。

  また、ジャスパーウェアといえば、古代ギリシャ・ローマ美術からインスピレーションを得た、優美な浮き彫り（レリーフ）装飾が特徴です。白いレリーフがペールブルーの地色に映え、クラシックで上品な雰囲気を醸し出しています。このレリーフは、熟練した職人の手によって一つ一つ丁寧に施されており、その精巧さには目を見張るものがあります。

  アンフォラ型の魅力とは

  今回ご紹介するのは、「アンフォラ型」の花瓶。
  アンフォラとは、古代ギリシャやローマで使われていた、細長い胴と2つの持ち手をもつ容器のことを指します。現代のインテリアに置くと、空間に静かな存在感を放ちます。

  ウェッジウッドのこのタイプの花瓶は、本体と台座が別パーツになっており、中央の軸（ボルトやネジ）でしっかり固定されている構造が一般的です。これは、製造時の精度や強度を高めるため、また輸送時の破損リスクを減らすための工夫です。
  底面を見ると、ネジやボルトの頭が見えることが多く、分解やクリーニングの際にはこのネジを外して本体と台座を分離することができます。

  時代を超えて愛される理由

  ウェッジウッドのジャスパーウェアは、2世紀半以上もの長い間、世界中で愛され続けています。
  その理由は、変わらない美しさと細部にまでこだわり抜かれた職人の技。
  手触りや、レリーフの細部に、奥深い魅力があり、人気を集めています。

  目立った傷のない、大変な美品を買い取らせていただきました。ありがとうございました。

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