人気の鉄瓶　本体　金龍堂佐野造、蓋　龍文堂

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  本体が金龍堂、蓋が龍文堂の鉄瓶です。

  金龍堂について

  金龍堂は、初代大國壽朗が発足した鉄瓶や金工品を専門とする工房です。この工房には、大國壽朗の他にも松尾忠久、佐野直之といった有名作家が在籍していました。

  佐野造の特徴

  金龍堂は、特に佐野造（佐野林造）という名匠によって知られています。
  佐野造の作品はその美しさと機能性で高く評価されています。彼が手がけた鉄瓶は、デザインが洗練されており、使用する際の水流もスムーズです。例えば、金銀を用いた梅花模様の装飾が施された鉄瓶は、その高貴さと優雅さを兼ね備えています。

  佐野造の作品は、1920年（大正9年）頃のものも存在し、歴史的価値も高いと言えます。金龍堂の佐野造の鉄瓶は、その技術の高さと芸術性から、現代でも骨董品として高い人気を誇っています。

  龍文堂について

  江戸末期から昭和初期にかけて8代続いた伝統的な鉄瓶製造元です。初代・四方龍文が京都で蝋型鋳造を用いて製造を始め、滑らかな肌質と精巧な装飾が特徴です。特に蓋の裏に刻まれた「龍文堂」の刻印が本物の証とされていますが、偽物も多く出回っているため注意が必要です。

  龍文堂の鉄瓶は、観賞用としても実用的な工芸品としても人気があります。オークションで高値で取引されることが多く、その価値は年々上昇しています。特に希少な作品は高額で取引されることがあります。

  本品は本体に模様が入っています。
  蓋とも大変人気のあるものを買い取らせていただきました。
  ありがとうございました。

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