伊勢神宮 宇治橋渡始記念　擬宝珠の香合

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  伊勢神宮の宇治橋

  伊勢神宮の大鳥居をくぐったすぐの宇治橋には、パワースポットとしても有名な「擬宝珠（ぎぼし）」があります。

  宇治橋の欄干に16基、擬宝珠がありますが、大鳥居をくぐって左側２つの擬宝珠の中には、橋の安全を祈って饗土橋姫（あえどはしひめ）神社の萬度麻（まんどぬさ）が収められています。

  饗土とは神様を祀る土地を意味します。
  宇治橋に邪悪なものが入らないように守護してくださっています。

  この擬宝珠に触れて帰るとご利益があるとして、参拝者に人気のスポットとなっています。
  その擬宝珠を模して作られたのが今回の買取品です。

  宇治橋渡始式

  2009年11月3日（火）に伊勢神宮内宮では宇治橋渡始式が行われました。

  宇治橋は老朽化が進めば建て替えられていましたが、明治22年の第56回式年遷宮以降から、遷宮の4年前のタイミングで20年に一度架け替えされるようになりました。
  
  今回の買取品は宇治橋渡始式を記念し、作られた香合です。
  
  宇治橋の擬宝珠を模し、橋脚の古材を用いて作られた貴重品です。

  ケヤキの香合

  香合は香を収納する蓋付きの入れ物です。
  茶道具として用いられ、多くは陶器で作られます。

  今回の買取品は宇治橋の橋脚のケヤキで作られていますので、実用性は高くないですが、記念品としての価値が高く、歴史的ロマンを感じる名品です。

  神聖な伊勢神宮の有難い擬宝珠を模した、香合。
  希少性も高いことから買取させて頂きました。

  
  

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